レーバーレスアケコン作ってみた
この記事はみす老人会 Advent Calendar 2024の24日目に記事です.
近況
おひさしぶりです、ごぶりんです.
今年も12/24に書くことができました.
アドカレのためにドメイン取得といっても過言ではないはずなのにまったく整備できていません。年始にやります。
今年は"ここどこ?"っていうことも少なくなったので来年はなくなっているといいなと思いつつ、
「今日で28歳」を噛みしめながら今年のインパクトがあったことを振りかえってみました。
- 3Dプリンタをもう一台買う
- Sovol社のSV08というでっけーのを買いました。
- 4月注文で発送を待っていたら発送前に1万円クーポン付きでAmazonJPから発売され、とても悲しくなりましたが性能には満足しています。
- 終電をなくし熱帯夜を4時間歩く
- ここどこ?が少なくなったといいましたが数回やらかしました
- 9kmは酔っ払い+30℃越えでとてもきつかったです。以降「言うて行ける」はやめおとなしくタクシーを利用ています。
- フィギュアを買う
- 令和の時代に灼眼のシャナのでかいフィギュアが2つも販売されました!!
- フィギュアケースも3Dプリンタとアクリル板で自作して飾っていますがとても良い
- 今後の抱負
- 酒を飲んでだだ洩れにならない
- １年が早く感じるようになって来たのでイベントを立てて１年を長く楽しみたい
本編
- アドカレの登録時に「何か作る」としましたが、絶賛原稿中で何か作る時間が無くなってしまったので
今年作ったものでやりごたえがあったアケコン作成を自慢紹介します。 
きっかけ
- ストーリーファイター6をDUALSHOCK4で操作していた際、コマンド入力時に左手親指がパンパンに脹れる/爪がはがれかける。
- コントローラーというものを触ってこなかったから無駄な力が入っているからであろう
- せっかくだし話題?のレバーレスなるアケコンでやってみたい
→作ってみよう
買ってみようとならないのかい
調査
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raspberrypiを使えば制御できる
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押すボタンのスイッチで筐体の厚さが変わる
- 薄型にしようとするとプリント基板なるものを発注しなければならないが少し高い+最低発注数がある
- 従来のアケコンで使っているボタンは少しうるさい?
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上記がわかったうえで「まあ自作キーボードの時もはんだで何とかなったし、基盤無しではんだ付けすればいいや」となり製作開始。
作成
ガワ
- 基盤無しといいつつも、キースイッチを利用するのでせっかくなら着脱可能にしたいという願望からこんな感じのを想定
- キースイッチ着脱には自作キーボードなどで用いられるホットスワップ対応の受けを利用し、土台と本体は3Dプリンタでよしなに作成。(AutodeskFusionが個人は無料利用できて感謝)
- hitboxの配置を参考に配置
- キースイッチのデータシートを参考に配置
- ホットスワップの受け軸をはめ込んで固定した
中身
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スイッチを押すことでピンに割り当てられた入力がされたことになるので、データシートを確認しながら配線をする
- GNDの数が少ないためいくつかのボタンごとに共有する(はんだ付けで面倒だった点)
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ここであとで整備等で抜き差ししやすくするためにQiコネクタなるものを利用
- よく見る基盤の金属棒に抜き差しするアレの名前を初めて知った
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- raspberrypi picoの確認
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- 近いボタン同士の配線をQiコネクタにおさめ、反対側はホットスワップの受け軸に直接はんだ付けしていく
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- はんだ付け例
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レバーレスを利用したことがある諸兄はお気づきかもしれないが、写真は配置が間違っている
- Twitterに写真を上げたらジャンプは↓と教えてもらった,Qiコネクタを使っていて本当に良かった
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- はんだ付け完了後
合体
- ガワと配線後を合体させようとしたところ、配線がかさばり収納できず、本体作り直しに
Re:ガワ
- なんやかんや4回作り直しました。
ジェバンニが一晩でやってくれました2,3日かかった -
- RaspberryPiのType-b端子はもげやすいらしいのでPCとの接続はType-のオスオスケーブルを利用することにし、ガワの内部で動かないように変換ケーブルをかました
- 動作確認時に忘れていたHome,Shareのボタンを追加(トレーニングモードがはかどる)
- 本体が小さいため、手のひらにガワの角が刺さるためパームレストを作成。
- 分割された個々が動かないように内部マグネット機構を追加
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感想
- 中身は見た目が悪いが、操作には問題なく外側が毛見ればとても満足いく出来になった。ソフト面がオープンソースで利用できることはとてもありがたい。
- 3Dプリンタはいいぞ
- トライ&エラーをしやすいので結構便利だし、個人用カスタムしやすいのでいろいろ作りやすい(財布にはダメージがある)。
最後に
- いかがだったでしょうか?意外と工作も簡単なのでなんか作ってみましょう
明日はZAKIさんによる"Unityで「ローポリ化してぶっ飛んで行き箱に衝突する後藤ひとり」を作ろう！"です。
一体何が出てくるのか
参考
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レバーレスコントローラー関連
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ピンソケット作成
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通電・アケコンボタン確認
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3dモデル作成
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利用3dモデル
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利用部品