これはなに
老人誌のためにアームレストを作ったはいいが、説明や用意した写真を見開き2枚に収めきれなかったため補足用に作られたものです。
やったねコンテンツが増えたよ 早くサイトを整備しなさい
老人誌のためにアームレストを作ったはいいが、説明や用意した写真を見開き2枚に収めきれなかったため補足用に作られたものです。
やったねコンテンツが増えたよ 早くサイトを整備しなさい
代用品がない(※1)ので自作します。
作成対象 : SteelCase社製 Leap v2用アームレスト
椅子そのものは中古利用品を再度中古で入手、利用5年目
車のアームレストみたいな革にしたら触り心地良さそう
+
3dプリンタとシリコンがあるから硬い部分も柔らかい部分も作れそう
みたいな安直な考えで作りました。実際には2週間くらいかかったので楽ではなかったです。
取り外そうとしたところネジが一般的に利用されている+ネジではなく、車などで利用されているトルクスという星型ネジでした。
左がもともと付いていたトルクスネジ、右が同じ長さの+ネジです。
ネジのピッチ幅も違うので汎用的なサイズに変更します。
取り外したアームレストは光の光沢で分かるように劣化したプラスチック製品の表面といった感じになっています。
裏面からは椅子にネジで取り付けていた硬い部分が見えてきます。刻印から硬い部分はPA6,柔らかい部分はポリウレタンと判明しました。
取り外したアームレストは光の光沢で分かるように劣化したプラスチック製品の表面といった感じになっています。
分解したものを測ることで3dプリントするモデルは作成できるのでこれをもとに以下3つのパーツを作成します。
椅子への取り付けができれば問題がないため、取り外したアームレストを測定し以下の要素が正しいモデルを作成します。
2,3回程度の試作を経て完成したものがこちら
椅子への固定用ネジ穴の位置や凹凸の形状も問題なくフィットしています。
この印刷物へネジ穴用の金属を挿入したら完成です。(※2)
再度の修理などの汎用性も考えて、もとのトルクスネジから+ネジへ変更のための金属を挿入します。
はんだごてで熱しプラスチックに圧入します。
これを2つ作ってキャビティは完成です。
なぜか手元にシリコンがあったため作成しましたが、なぜ手元にシリコンがあったのか記憶がありません。
シリコン型は以下の要素を満たすようモデルを作成し、3dプリンタで出力します。
印刷されたシリコン型はこちら
積層痕が目立ちシリコンを流し込むと完成時に段が残ってしまうためやすりとパテでなだらかな表面にします。
タミヤの2剤混合パテを使ったが硬すぎてかなり苦労したうえに、表面があまり滑らかにならなかった。本企画で唯一の不満点。
完成した型にシリコンを流し込みます。
なぜか手元にあったシリコンは食品型に使えるもの(よく見るピンクのやつ)
硬化後シリコンをどうにか型から取り出して完成
(型を破壊して1敗。隙間からエアダスターを吹き付けるのが正解でした。)
これを2つ作ってシリコンは完成です。
肌に触れる部分+車のアームレストを想像していたため革で作成
キャビティとシリコンを合体させたものをもとに型紙を作成します。
ただの多面体の展開図のようにうまくいかず、上部と側面パーツに分けて型紙ができました。
型紙ができたら革に写します。
革は浅草橋の駅前に革専門店があるのでおすすめです。私はそこで革を購入しました。まだたくさん余っているが買いたくなってしまう。部屋にたくさんあると鞣し(※3)剤の匂いがしてとても良い
利用するのは薄手の牛革です。手触りがよく伸びもいいため適しています。
型紙を写します。インクが染みこみにくい革の場合は銀ペンを言うボールペンを使うと線が見やすいです。
革を写した型に沿って切り出し、床面(※4)の処理を行います。
手前の毛羽立ったパーツが床面未処理。奥の滑らかな2つのパーツが処理済みになります。
布と異なり縫い合せるためにあらかじめ穴をあける必要があるため、端から3mmをけがいてそのライン上に穴をあけます。
革のコバ(※5)処理を行います。
今回は黒い革なのでオレンジがかったコバ処理剤を革の切断面に塗っておしゃれを気取ってみます。
革の用意が整ったので縫い合せます。縫うのに5日かかりました。労働は...
縫い合せたら内部パーツに固定するためにボタンを取り付けます。
これがボタンのパーツです。手芸店ならどこでも売っています。右2種がボタン上のパーツ、左2種がボタン下のパーツです。
現物にあわせてボタン位置を決め取り付けます。
これを2つ作ってカバーは完成です。
それぞれ作成したパーツを組み合わせるとこのようになります。
椅子に取り付けたら完成です。
いかがだったでしょうか。
自作の際参考になれば幸いです。